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地方球場でしか味わえない魅力、米マイナー&独立リーグが果たす役割

6/7(水) 13:07配信

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盛り上がりを見せた大宮開催の埼玉西武vs北海道日本ハム戦

 アルディージャ色に染まる大宮で、ここ10年プロ野球の試合が開催されている。その節目の年に、県営大宮球場で初めて開催される埼玉西武vs北海道日本ハムの一戦に足を運んだ。素晴らしい設備を備えるメジャーリーグやプロ野球の球場とは一味違う環境ではあったが、地方球場の魅力を充分に感じられる雰囲気だった。

 まず驚愕したのが、駐車場が無料だったことだ。球場に隣接しているものだけではなく、徒歩10分ほど離れた第2駐車場まで完備していて、不自由なく球場へ向かうことができる。小規模な会場では必ずと言っていいほど悩まされる駐車場問題だが、そのストレスを感じさせないのは地域の協力あってのことなのだろうか。

 チケットは試合開始前に完売。雨が予想されていたにも関わらず、球場には1万7307人のファンが詰め掛けた。周辺には多くのフードトラックが並び、売店では選手プロデュース弁当やボールパーク弁当はもちろん、高橋光成投手プロデュースの「Wチョコバナナ」などのスイーツが、豊富にメニューを彩っていた。また、オム球スタジアム弁当やホームラン弁当といった野球をテーマにしたものだけでなく、対戦カードを考慮した北海道日本ハム弁当までもが用意されていた。

 大宮開催限定で販売されるグッズなども充実しており、入場門付近には、埼玉西武のマスコット・レオをモチーフに作られたドーム型のふわふわ遊具が登場。子どもたちが楽しめるだけでなく、ファンにとってはフォトスポットとなる場も提供されていた。

 1試合のみの開催であるため、運営上の準備の大変さが予想され、地方球場としてはどのようにライオンズ色を出していくかも重要な課題となる。それでも本球場での試合開催時と遜色ないサービスを提供しようとしていることが窺えた。

 決してラグジュアリー感のある観戦環境ではないが、居心地の良いアットホーム感がある。試合途中には大宮開催10周年を記念して、300発の花火が打ち上げられた。グラウンドで行われている試合を一瞬忘れて、また違った楽しみ方をも満喫できた。

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最終更新:6/7(水) 13:07
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