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生徒治療費調停議案を取り下げ 市会で教委

6/7(水) 11:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市立中学校で教諭にけがを負わされたとして、被害生徒側が市に治療費などを求め申し立てていた調停に関し、市教育委員会は、合意するとして市会第2回定例会に提出していた議案を取り下げ、6日の本会議で同意された。生徒側から合意できないとの方針が示されたため。

 市教委によると、2015年10月に当時1年で野球部員だった生徒が柔軟体操中に、顧問の男性教諭が生徒の背中に胸で体重をかけ、生徒は座骨を骨折。11カ月間通院し、後遺症が発生する可能性があるとして、生徒側は調停を横浜簡裁に申し立てた。

 今年3月までの話し合いを踏まえ、調停案では市が解決金27万円を支払い、今後この傷害が原因で手術などの治療が必要な場合、補償について協議するとした。だが生徒側は5月下旬、治療できない後遺症であれば補償を受けられないことなどを理由に「調停案には合意できない」と市側に伝えていた。