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野菜パンで健康に 横浜・港南区の障害者施設が開発、販売

6/7(水) 16:08配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市港南区内の障害者施設利用者が、区と協力して野菜たっぷりのパンを開発し、販売を始めた。食を通じた健康づくりの大切さを発信していく。

 6月が食育月間であることと、区で独自に取り組んでいる健康づくりの標語に「たべよう! 野菜」とうたうことから企画された。ともに区内にある、そよかぜの家、そよかぜ南の家の利用者が、管理栄養士の助言を受けながら10回近い試作を重ねた。

 トマトとクリームチーズのパンやナスとみそのパンなど、5、6種類が売り場に並ぶ。野菜を75グラムか35グラム使用し、商品名に「ベジ75」「ベジ35」と明記。野菜を使いつつも食べやすくするため、ジュースやホウレンソウのパウダーを生地に練り込むといった工夫もしている。

 区福祉保健課の川井秀和さんは「忙しくて野菜を取りづらい働き世代や子育て世代に食べてほしい。健康を考えるきっかけになれば」と話す。

 区役所では6日、施設利用者が「おいしいですよ」と客に声を掛けたり、商品の説明をしたりしながら販売した。そよかぜの家の木下充さんは「今回の企画は、施設利用者の社会参加にもなっている。多くの人に施設の取り組みを知ってほしい」と語った。

 両施設や区役所、横浜市役所で30日まで販売する。スケジュールについての問い合わせは、そよかぜの家電話045(847)0230。