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氷見高海洋科支えたい 民宿「魚恵」がランチ収益を寄付

6/7(水) 0:49配信

北日本新聞

 氷見市北大町の民宿「魚恵(ぎょけい)」(浜出勝之さん経営)は今月、氷見高校海洋科学科を支援しようと、地元の魚介を使ったすしランチの提供を始めた。収益の一部を市や漁業団体などで構成する市水産教育振興会に贈り、藻場保全などに取り組む同科の活動に役立ててもらう。市内の民宿でつくる団体も募金活動を計画しており、水産業の未来を担う生徒たちを後押しする。

 氷見市内の民宿は、氷見漁港に水揚げされた魚介類がセールスポイントの一つ。地球温暖化などで海洋環境を守る重要性が年々増す中、漁師を目指す生徒もいる氷見高を支援したいと企画した。

 魚恵は「ニコニコランチ」と銘打ち、2525円に設定。朝どれの氷見産素材を使ったすし8貫とかぶす汁、魚介や山菜のてんぷらが入り、1食につき25円を寄付金に充てる。今の時季のすしネタはマグロやヒラメのほか、トビウオの昆布締め、皮をあぶったノドグロなどを用意し、日替わりで旬の味を提供する。食後に温泉入浴も楽しめる。

 利用客には海洋科学科を紹介したチラシを配布。「海のゆりかご」と呼ばれるアマモの育成や一般参加者を募ったワカメ栽培、定置網漁体験などの活動を知ってもらう。

 市内の民宿12施設でつくる「あいの宿・氷見」は、各宿内に募金箱を設置する計画を進めている。

 魚恵の浜出結香さん(32)は「氷見の魚のおいしさを味わい、学校の活動や海洋環境に理解を深めてもらえればうれしい。支援を長く続けたい」としている。

北日本新聞社

最終更新:6/7(水) 0:49
北日本新聞