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タンクの火災想定し訓練 和歌山県漁連と田辺消防

6/7(水) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県の田辺市消防本部は6日、同市江川の県漁業協同組合連合会田辺支部で、燃料の灯油を入れた屋外タンクでの火災を想定した消防訓練をした。同支部職員と連携し、けが人の救助や消火活動をした。

 石油類などの危険物を取り扱う事業者に、管理の徹底や安全意識の向上を促す「危険物安全週間」(4~10日)にちなんだ訓練。消防本部では訓練以外でも、期間中に管内の事業所を対象に立ち入り検査をしたり、研修会を開いたりしている。

 訓練には、田辺市消防本部の職員16人と同支部の市山憲俊副支部長(47)ら職員2人が参加。重油と軽油タンクに隣接する灯油タンクで配管の補修作業中、溶接の火花が漏れた灯油に引火して出火し、意識不明のけが人が出たと想定した。

 職員は支部事務所に火災を知らせ、市山副支部長がすぐに119番通報した。また、2人で協力して施設内にあるポンプを使って放水。通報を受けてポンプ車と消防隊が到着すると、市山副支部長が事故や現場の状況を伝えた。

 その後、はしご車と化学消防車も駆け付けて消火に当たった。高温に耐えられる耐熱服を着た隊員2人がタンクのそばに倒れていたけが人を救出する間、隊員を冷却するための援護注水もした。

最終更新:6/7(水) 17:01
紀伊民報