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「誰もが働ける社会」へ仕組み作り 和歌山県が再就職支援策

6/7(水) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県は本年度、離職した女性や退職した高齢者、UIターン希望者ら、県内への再就職や転職希望者を対象にした独自の「県就活サイクル」の仕組みづくりを目指す。全国初の試みで、県労働政策課は「希望する誰もが働ける社会を目指すとともに、企業の労働力不足の解消につなげ、全国に発信できるモデルにしていきたい」としている。

 「県就活サイクル」は、確立されている新卒者の就職活動制度の対象とならない人の再就職などを支援するほか、深刻な人材不足に陥っている県内企業への採用活動を円滑にする目的もある。

 県は7月から、町内会やシルバー人材センター、退職予定者がいる企業などを通じて高齢者に、幼稚園などを通じて離職女性に、市町村広報紙などを通じて県外で働く人にPRする。

 県は和歌山市内に「再就職支援センター」を開設し、再就職や転職などの相談を受けたり、希望者にセミナーを開いたり、ウェブサイトの開設運営などで情報発信したりする。

 サイトでは9月ごろから、企業訪問などで開拓した参画企業の情報を随時掲載するほか、会員制交流サイト(SNS)などでも発信。10月ごろから参画企業の具体的求人情報をサイトに掲載する。

 「合同企業説明会」は来年2月に3カ所で開く。田辺会場で約30社、橋本会場で約30社、和歌山会場で約100社が参加予定で、その後、各企業が採用面接を実施する流れ。成功事例を周知し、次年度以降の仕組み定着につなげる。

最終更新:6/7(水) 17:01
紀伊民報