ここから本文です

内灘の全小学校芝生化 安全なグラウンド目指す

6/7(水) 1:13配信

北國新聞社

 内灘町は今月から、小学校のグラウンド一面に芝生を張る「芝生化事業」を拡大し、全5小学校のグラウンドの芝生化を目指す。2年前に「モデル」として芝生を張った清湖小では、転んで擦り傷を負う児童数が半減するなどの効果があり、管理手法も確認できたことから他校でも芝生化を進めることにした。24日には2校目となる西荒屋小の児童と住民が協力し、苗を植栽する。

 小学校グラウンドの全面芝生化は県内では珍しく、内灘町が2015年6月に初めて清湖小運動場を緑化した。児童が転倒してもけがに至らないことが多く、昼休みに運動場で遊ぶ児童が増えた。

 運動場で擦り傷を負い、保健室で手当てを受けた児童数は芝生化前の14年度に163人だったが、15年度は54%の88人、16年度は56%の91人に減った。

 特に運動会や練習が行われる9月の受傷者数は大きく減少し、14年度は月別で最多の43人に上ったが、15年度は14人、16年度は5人にとどまった。

 清湖小によると、休日に運動場で遊ぶ親子が増え、強風時に運動場の砂が飛散しない効果もあった。適切に管理すれば芝は枯れず、秋に「冬芝」の種をまくことで1年を通して芝が広がる状態を維持できた。

 芝は水やりなどの管理が欠かせず、清湖小では地元町会やサッカークラブが協力している。今後の芝生化の見通しについて、町教委の担当者は「地元町会などの理解、協力が得られ、事業費が確保できれば順次進めたい」としている。

 町は6月補正予算案に西荒屋小校庭の芝生化事業費として、散水装置の設置や芝刈り機の購入費など計674万円を計上した。

北國新聞社

最終更新:6/7(水) 1:13
北國新聞社