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花の祭典、薫り高く 総合花展金沢展が開幕、金沢21世紀美術館

6/7(水) 1:13配信

北國新聞社

 第22回総合花展金沢展(石川県いけ花文化協会、北國新聞社主催)は6日、金沢21世紀美術館市民ギャラリーで始まり、「生け花王国・石川」をけん引する重鎮の熟練の技から新鋭のみずみずしい感性まで、個性の光る168点が輝きを放った。県内最大規模の花展を待ちわびた愛好者が初日から詰め掛け、草花から漂う初夏の薫りを満喫した。

 総合花展金沢展は、県内最大の生け花団体である県いけ花文化協会に所属する華道家が、流派の垣根を越えて技術と感性を競い合う。

 会場では、赤のグロリオーサやピンクのシャクヤク、紫のアジサイなど、季節の花材の色彩を生かした作品が目立った。植物に金網やワイヤを組み合わせ、草花の柔らかさをより引き出そうとした意欲作にも注目が集まった。凛(りん)としたたたずまいの伝統花が日本の様式美を伝えるなど、裾野の広さを印象付けた。

 開場式のあいさつで、県いけ花文化協会会長の飛田秀一北國新聞社会長は「協会に新しい会員が入り、今年の出品総数が昨年より2点増えたことは大変頼もしい。特に普通作が9点も増えたのは近年になく、皆さんの努力に感謝したい」と述べた。谷本正憲知事の祝辞を飴谷義博県県民文化スポーツ部長が、山野之義金沢市長の祝辞を細田大造副市長がそれぞれ代読した。

 今回は16流派331点が前、後期に分けて展示される。前期は8日まで、後期は9~11日となる。入場料は500円(中学生以下無料)。

北國新聞社

最終更新:6/7(水) 1:13
北國新聞社