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異なる宗教・文化・人種への不寛容性、一部途上国で高い-調査

6/7(水) 10:23配信

Bloomberg

不寛容の風潮が世界的に広まっていると報道されている昨今だが、大半は異なる宗教・文化・人種に対して寛容な見方をしていることが、WIN/ギャラップ・インターナショナルの調査で明らかになった。

調査対象となった66の国・地域の半数以上が、特定の宗教・文化・人種に優位性は存在しないと回答。ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション(GIA)のカンチョ・ストイチェフ代表は発表文で「人種・宗教・文化の違いに対する寛容が世界的に優勢な基準となっている。この基準から例外となっているのは、深刻な内部または国際紛争が起きている国家や地域だ」と指摘した。

調査結果によると、宗教・文化・人種の全てにおいて優位性の存在を認める傾向が強かったのは、パラグアイ、バングラデシュ、パレスチナ自治区、ガーナ、レバノン、ナイジェリア、インドネシア、マケドニア。

逆にこうした考えへの反対が最も強く、これらに優劣はないとの回答が多かったのはスウェーデン、フランス、アイスランド、ラトビア、スペイン、アルゼンチン、カナダ、ポルトガルだった。

米国では、一部の人種が他より優れているとの見方に「同意」または「強く同意する」との回答が全体の23%、「反対」または「強く反対する」との回答が73%となった。一部の宗教が他の上に立つとの見方に全体のほぼ3分の1が「同意」し、一部の文化が他より優れているとの見方には36%が「同意」すると回答した。

調査は昨年10-12月に、国・地域当たり約1000人、延べ6万6541人を対象に電話や面接、オンラインを通じて実施。誤差率は3-5ポイント。

ギャラップ・インターナショナルは「安定感があり危機に直面していない国や地域で宗教・文化・人種の優位性を指摘する割合が低いのは明らかであり、逆もまた同様だ」とした。

原題:This Is Where Intolerance Is Highest on Religion, Culture, Race(抜粋)

Michael Winfrey, Samuel Dodge

最終更新:6/7(水) 10:23
Bloomberg