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【西武】岡本、会心の投球で766日ぶり先発勝利!「チームの連勝が続いてよかった」

6/8(木) 0:13配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 西武3―0巨人(7日・メットライフドーム)

 指揮官の起用に、岡本が最高の形で応えた。991日ぶりとなる本拠地での先発で、5回2/3を3安打無失点の好投。「ずっと緊張していた。最初から全力でいこうと。どんどん腕を振って投げられた」。766日ぶりの先発勝利の味をじっくりとかみ締め、お立ち台で歓声を浴びた。

 巨人打線に対し、強気に攻めた。140キロ後半の直球を軸に、シュートを内、外角に投げ分け、縦に割れる落差の大きなカーブで打者のタイミングを外した。「なかなか普通のボールだけでは(抑えるのは)厳しい。(ストライク、ボールの)出し入れは意識した。カーブもうまく抜けてくれて、有効に使うことができた。銀仁朗(炭谷)のサインの意図をくんで投げた」。ピンチらしいピンチは6回だけ。81球の会心のピッチングだった。

 今年でプロ8年目。15年には先発、中継ぎを含めて自己最多の42試合に登板したが、昨季はわずか4登板に終わった。今季はファームで主に先発を任され「自分の中で、先発もできないと終わってしまうと思った」。そう覚悟を決めて臨んだ。

 5月には1軍の先発ローテの駒不足とも重なって、若手の投手が次々と先発に抜てきされていった。それでも「それは結果を出して上に上がっていったメンバー。僕は単純に結果を出せてなかった」。現状を冷静に受け止めて、準備を進めた。

 見直したのは投球フォーム。投球時のバランスを改善することに着手した。結果的にフォームが安定し、「それが低めに投げることにつながった」。直近の3試合では、16イニングを投げて2失点と安定感を発揮。ようやくつかんだチャンスを、この日1回でものにした。

 昇格を告げられた後、潮崎2軍監督から声をかけられた。「当たって砕けろ、くらいの気持ちでやってこい」。その言葉に応えるような全力投球。岡本は「後ろに頼りになる投手がいる。自分はいけるところまでいこうと思っていた」と振り返った。

 チームは引き分けをはさんで5連勝。今季最多の貯金9とした。辻監督は「バッテリーの勝利。これだけの投球をすれば、次もチャンスはある」と次回の先発起用を明言した。「2年ぶりの勝利なので、(自分にとって)めちゃくちゃ大きい。チームの連勝が続いてよかった」と岡本。自身、そしてチームにとっても大きな1勝をつかみ取った。

最終更新:6/18(日) 3:09
スポーツ報知