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サンライズソアなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

6/8(木) 12:33配信

netkeiba.com

 6月7日の水曜日は調教開始前に雨が降っていたが、ウッドチップに適度の締まりを与えるような雨量。前日まで散水するくらいの乾いたウッドチップだっただけに、雨で時計が出やすくなったと解釈してもよさそう。7日午後はかなりの雨量だったが、8日の追い切りに対して、大きく影響を与えたというほどではなさそう。

 なお、ダート馬場のBコースは閉鎖中。障害試験は障害のAコースから最後の直線Bコースという進路になっているが、閉鎖中のため、いつもと違った内容での試験となっている。

【坂路/4F51.9秒】
 7日。一番時計はキャプテンシップ(栗東・森秀行厩舎)の4F50.3秒。この馬を含めて5頭が4F50秒台をマーク。4F51秒台の頭数を見ても、走りやすい馬場だったことは間違いない。

 4F目11秒台の頭数が6頭いて、ダートで3連勝中のインフェルノ(栗東・池添兼雄厩舎)が、3F目12.0秒、4F目11.8秒と素晴らしいラップ。もともと追い切りでは動くタイプだが、4F52秒を切って、終いこれだけ動くことができるのは、状態の良さと馬場の良さを物語っている。

 8日。ユニコーンS(6月18日・東京ダート1600m)の出走を予定しているアディラート(栗東・須貝尚介厩舎)。先週は一番時計をマークしたが、今週もスピード感たっぷりの動き。ケルティックソードとの併せ馬だったが、どちらも譲らない感じで最後まで馬体を併せての追い比べて、最後は僅かに先着。時計の4F51.9~3F37.2~2F24.1~1F12.2秒はヒヤシンスSの最終追い切り時とほぼ同じ内容なので、ドバイ遠征の疲れもないと判断してよいだろう。

 先週1日の馬場差が「+0.2秒」。今週は雨は降ったものの、時計の出方を見ると、適度の締まりがある走りやすい馬場。よって馬場差は7日、8日とも『±0.0秒』で記録している。

【CW/5F66.5秒】
 7日。6F80秒切りが何頭かいて、前半をゆったり入れば、終いは11秒台が楽に出る馬場。ただ全体的な時計を見ると、6F85秒でもラスト1F13秒台という馬もいるが、2歳新馬も追い切っているので、それらの組はどうしても遅い時計になってしまう。

 ブラックムーン(栗東・西浦勝一厩舎)がメイショウブーケとの併せ馬。道中は馬体を併せていたこともあり、最後はきっちり先着。評価すべきは時計で、6F80.8~5F65.8~4F51.3~3F37.7~1F13.1秒。終いは時計を要しているが、これは手応えに余裕があってのもの。速い時計を出したので、休み明けでも仕上がりは上々。この夏はサマーマイルに参戦する予定もあるようだが、注目の1頭といってもよいのではないだろうか。

 8日。1回目のハローが終了した時間帯にユニコーンSの1週前追い切りを行ったサンライズソア(栗東・河内洋厩舎)。サンライズセンスを3馬身ほど追走する内容だったが、前半のラップが遅かったこともあり、少し行きたがる素振りを見せながらの走り。それでも折り合いを欠くというほどではない。

 最後の直線は外から追い抜いていくが、手応え十分に先着。時計は6F84.5~5F68.5~4F52.7~3F37.8~1F11.8秒。全体時計は少し遅めだが、後半がしっかりと速い数字でまとめられているので全く問題なし。前走勝った勢いそのままに重賞挑戦ということになりそうだ。

 先週25日の馬場差は「-0.3秒」。今週は雨が降ったものの、全体的な時計の出方を見ても、時計を要する馬場に変化した感じはない。よって、7日、8日とも先週と同じ『-0.3秒』の馬場差で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は7日の追い切りは1頭で、8日は中内田充正厩舎が積極的に活用。新馬ダノンプレミアムが川田将雅騎手を背に併せ馬を行ったが、5F65.3秒、1F12.1秒でなかなかの動き。やはり芝馬場は雨の影響を受けて緩くなっており、こちらは馬場差に影響している。7日の馬場差は『±0.0秒』。8日の馬場差は『+1.0秒』で記録している。

 今週のポリトラック馬場は先週と変わりない追い切り頭数。極端に速い時計を出した馬はいないが、だからといって馬場状態が変化したわけではない。馬場差は7日、8日とも『-1.0秒』で記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

最終更新:6/8(木) 12:36
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