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ジェットスター・パシフィック、関空-ハノイ/ダナン9月就航 ベトナム航空が関空強化

6/8(木) 21:47配信

Aviation Wire

 ベトナムのジェットスター・パシフィック航空(PIC/BL)は6月7日、ハノイとダナンから関西空港へ乗り入れると発表した。2路線とも9月初旬の就航を予定しており、関空とベトナムを結ぶ初のLCCとなる。

 同社はベトナム航空(HVN/VN)が70%、カンタス航空(QFA/QF)が30%出資し、2008年5月設立。20機のエアバスA320型機(1クラス180席)で、ベトナム国内やシンガポール、タイ、香港、台湾、中国・広州に就航している。2020年までに10機増機し、30機体制を構築する。

 現在ジェットスターグループで関空へ乗り入れているのは、2007年3月就航のジェットスター航空(JST/JQ)と、2010年7月就航のジェットスター・アジア航空(JSA/3K)、2012年7月就航のジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の3社。ジェットスター・パシフィック航空は4社目となる。

 関空2路線の航空券は、6月中旬から販売開始を予定。片道150万ドン(約7500円、税・諸費用除く)となる見込み。

 ベトナム航空によると、日本からベトナムへの旅行者数は、過去5年間に平均12%以上増加しているという。同社は1994年に日本へ就航し、現在はハノイとホーチミンから羽田(ハノイのみ)、成田、関空、中部(セントレア)、福岡に乗り入れ、ダナンから成田線も運航。計10路線で、平均週70往復運航し、ベトナム-日本路線のシェアは65%だという。

 同社は日本市場を世界トップ5に位置づけており、6月1日からは、ハノイ-関西線の機材をボーイング787-9型に大型化。座席数は2クラス311席(ビジネス28席、エコノミー283席)で、従来のエアバスA330-200型機(2クラス269席:ビジネス18席、エコノミー251席)から42席(15.6%)増えた。

 ハノイ-関西線への787-9投入により、ハノイとホーチミンから羽田、成田、関空へ乗り入れている路線の機材は、最新鋭機である787かエアバスA350-900型機になった。

 2016年の日本-ベトナム間の旅行者数は110万人で、今年はベトナム航空の機材大型化や、ジェットスター・パシフィック航空の就航により、17%増の130万人を見込んでいる。

 7日に大阪市内で開いた両社の会見には、ベトナムのグエン・スアン・フック首相も出席した。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/8(木) 21:49
Aviation Wire