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希少リクガメ人工ふ化 河津・イズー、レッドリスト「絶滅寸前」

6/8(木) 13:34配信

伊豆新聞

 河津町浜の爬虫(はちゅう)類動物園「iZoo(イズー)」は、希少なリクガメ「ホウシャガメ」の人工ふ化に初めて成功した。繁殖に至ったのは国内5園目という。赤ちゃんはふ化器で展示公開している。

 マダガスカルに分布し甲羅の放射模様が「地球上で最も美しいリクガメ」とされるホウシャガメは、国際自然保護連合(IUCN)レッドリストで「絶滅寸前」に指定されている。同園によると、飼育下での繁殖は非常に難しく、産卵後1カ月間18度に冷やすことで胚の活動を促すことが必要という。

 ふ化したのは3日で、昨年12月31日に産まれた卵4個のうち1個。残る3個は経過を見守っている。赤ちゃんは、甲羅の長さ(甲長)4・5センチ。1日1回餌のクローバーを食べ、順調に成育している。まだ放射模様は見られない。

 同園のホウシャガメは2年前につがいで導入した。甲長は約35センチ。同園は「甲羅がどんなに美しくなっていくか、今後の成長が楽しみ」と話した。

 【写説】人工ふ化で繁殖したホウシャガメの赤ちゃん=河津町浜のイズー

 【写説】甲羅に放射模様があるホウシャガメ(雄)=河津町浜のイズー

最終更新:6/9(金) 8:53
伊豆新聞

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