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アガパンサス折られる 川に車止めも―熱海・第2親水公園

6/8(木) 13:34配信

伊豆新聞

 熱海市渚町の第2親水公園で7日朝、花壇に植わるアガパンサスの花茎数十本が無残にへし折られ、車止めの金属製ポールが近くの川に投げ捨てられているのが見つかった。公園を管理する市は、観光客と市民の憩いの場で発生した心ない行為に憤り、熱海署に被害届を提出した。

 散策の市民が同署に通報。連絡を受けた市公園緑地課職員が、園内遊歩道沿いの花壇に植えられたアガパンサス(南アフリカ原産のユリ科の多年草)7株で、高さ50~60センチに伸びた花茎が全てへし折られ、あたりに散乱しているのを確認した。一部の株は踏みつけられた痕跡もあった。さらに公園南側の「ワカガエルステーション」前に設置された車止めのステンレス製ポール(高さ約1メートル)3本が抜き取られ、近くの糸川に投棄されているのを発見した。関係者によれば、6日夜に異変はなかったことから、同日深夜から7日朝にかけた“犯行”とみられる。

 花を傷つけられたり、持ち去られるいたずらは珍しくないが、「今回は少し度が過ぎる」と関係者。開花期を迎え、北隣のお宮緑地で10日に開幕する「ATAMI(あたみ)ジャカランダ・フェスティバル」もにらんだ花壇整備を進めていた矢先の出来事に肩を落とした。市の担当者は「被害を受けたアガパンサスは今年はもう花を咲かせられないかもしれない。このようなことは二度としてほしくない」と語気を強めた。同署は器物損壊の疑いで捜査している。

 【写説】花茎がすべてへし折られ、踏みつけられたアガパンサスの株を指し示す市職員=渚町の第2親水公園

最終更新:6/9(金) 8:57
伊豆新聞