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教育環境充実を請願  伊豆市の文教否決受け「市民の会」発足

6/8(木) 13:34配信

伊豆新聞

 新中学校建設を柱にした伊豆市の「文教ガーデンシティ」構想が白紙撤回されたことを受け、市民有志が「教育環境充実に努力する市民の会」を立ち上げた。代表者が7日、市役所を訪れ、「中学校教育環境改善に関する請願書」を三田忠男議長に提出した。今後も全市的に教育環境改善に取り組むことを目指し、行政と市民のパイプ役として活動するという。

 請願書には「教育環境改善に向けた議論を可及的速やかに開始すること」「遠くない期限を設け、今後の中学校の在り方について複数の方針を明示すること」「市民、議会、行政が一丸となって、より良い教育環境実現に向け努力すること」の3項目を盛り込んだ。

 同会は、文教ガーデン関連予算が否決された市議会臨時会の翌週に立ち上げた。会員は約15人で、今後も呼び掛ける予定。現時点では会長を定めず、旧町単位4地区の長倉宏行さん(熊坂)、加藤正喜さん(下白岩)、浅田芳孝さん(湯ケ島)、鈴木基仁さん(土肥)を請願者とした。

 全会一致での問題解決を目指し市議に呼び掛け、文教に賛成、反対した各2人が紹介議員に名を連ねた。

 長倉さんを除く3人と事務局が市役所を訪れた。加藤さんは「中伊豆中と天城中の生徒数減少により危惧される教育環境の悪化や、老朽化が懸念される校舎への対策など、問題は何一つ解決していない。今求められるのは、地域の宝である子どもたちのために、一丸となって問題解決に向けた取り組みを早急に始めること」などと請願趣旨を読み上げ、三田議長に手渡した。

 請願書は、8日に開会する市議会定例会で委員会付託され、最終日に採決される。

 【写説】請願書の内容について三田議長(右)と話し合う代表者=伊豆市役所

最終更新:6/8(木) 13:34
伊豆新聞