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グロージャン「F1カナダGPのターン1ではものすごいことになるはず」

6/8(木) 19:32配信

TopNews

ハースのロマン・グロージャンが、今週末に行われる今季のF1第7戦カナダGP(11日決勝)では、ターン1での攻防が大きな見どころになるだろうと語った。

今年はF1カーに関する技術レギュレーションが大幅に変更されたことで特にコーナリングスピードが向上し、1周当たりのラップタイムがかなり短縮されている。しかし、その分ドライバーへの負担もかなり大きくなっている。

■ストロールが今季のF1マシンに苦しむのは当然

グロージャンは、今年ウィリアムズからF1デビューを飾ったランス・ストロールが予想以上の苦戦を強いられているのもそのためだと考えている。

大富豪の父親を持つストロールにはデビュー前から金でシートを手に入れた「ペイドライバー」に過ぎないとの批判的コメントもあったが、実際のところ、ここまでに多くのミスを犯すとともに、チームメートのフェリペ・マッサのペースに遠く及ばぬパフォーマンスしか示すことができていない。

だが、グロージャンはストロールの母国カナダの『Le Journal de Montreal(ジュルナル・ド・モントレアル)』に対し、F3から直接F1に駆け上ってきた18歳のストロールが今年のF1カーに苦しむであろうことは最初から分かっていたことだと次のように語った。

「僕が考えていたよりも、さらに彼にとっては難しくなっているよ」

「今年のクルマはものすごく速い。昨年とくらべてもかなり速いんだ。そしてかなり運転が難しいクルマになっている」

「今ではF3とF1の1周当たりのタイム差は20秒ほどになっているんだ。それはものすごい差だよ」

■モントリオールでも大幅なタイム短縮は可能?

確かに、今季は1周当たりのラップタイムがどのサーキットでも昨年より格段に速くなっている。だが、今週末にF1カナダGP(11日決勝)が開催されるモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットは長い直線とタイトなコーナーで構成された典型的なストップ・アンド・ゴー・サーキットだ。

今季のF1カーはダウンフォースが強められるとともに、昨年までよりも車体やタイヤの幅が広くなっており、その分空気抵抗が増すためにストレートでの最高速は昨年並みかそれ以下となっている。

その2017年型F1カーがカナダでも1周当たりのラップタイムを3秒縮めるのは可能だと思うかと質問されたグロージャンは、次のように答えた。

「いい質問だね」

「理論上はイエスと言えると思う。だけど今年のクルマは空気抵抗が大きくなっているんだ。だから長いストレートではそれに苦しめられることになるだろうね」

■ターン1での攻防が見ものに

そう語ったグロージャンは、次のように付け加えた。

「だけど、最初のコーナーではものすごいことになると思うよ。これまでよりもブレーキを遅らせられるし、以前よりも相当速いスピードで進入することになるからね。ものすごくエキサイティングなものになるはずだよ」

最終更新:6/8(木) 19:32
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