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日光東照宮に永代奉納へ 平和願い制作 陶芸家・親川唐白さん(71)

6/8(木) 8:30配信

琉球新報

 【沖縄】沖縄市の陶芸家親川唐白さん(71)の作品が、日光東照宮(栃木県)「陽明門」の平成の大修理を記念し、7月に開催される奉祝行事「技が織りなす芸納祭~奉迎日本美術の心~萌志」に出品される。作品は永代奉納され、小中学校での情操教育や地域での美術振興に活用される。平和と愛をテーマに作った新作「銀河・愛満ちる世界」を前に、親川さんは「作品を見てほっとしてくれればそれだけで満足だ」と話した。


 親川さんは花三島に黒うわぐすりを使用する独自の表現技法「琉球花三島」で知られ、フランス国際美術展で「サロン・ド・パリ金賞」を受賞するなど国内外から高い評価を受けている。日頃から平和への思いがあり、永代奉納の依頼文にあった「作品には平和への慈愛といった精神が内包されるべき」などの文言に共感し、引き受けた。

 作品は高さ50センチ、口径33センチ。あえて琉球花三島の技法を使用せず、白と青、黒のうわぐすりの調合などで仕上げた。淡い青色の宇宙に、ゆったりと配置された星々が輝き、見る者の目を引きつける。

 親川さんの作品が出展される「技が織りなす芸納祭~奉迎日本美術の心~萌志」は7月21日から24日まで、栃木県の日光東照宮客殿で開催される。

琉球新報社

最終更新:6/8(木) 10:27
琉球新報