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ダル900奪三振達成も2被弾で6勝目逃す

6/8(木) 13:12配信

東スポWeb

【テキサス州アーリントン7日(日本時間8日)発】レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が本拠地のメッツ戦に先発し、7回1/3を3安打3失点、9三振2四死球で勝敗はつかなかった。日本人投手3人目のメジャー通算900奪三振を達成したが、チームは3―4で競り負け、6勝目を逃した。

 完璧な立ち上がりだった。初回、先頭コンフォートを二ゴロに仕留めると、2番カブレラはスライダー、3番ブルースはカーブで連続空振り三振。2回は2本の内野ゴロで二死とすると、6番グランダーソンからカーブで空振り三振を奪った。3回は二死から9番レガレスを154キロのフォーシームで空振り三振。これが通算896個目の奪三振で、球団歴代6位となった。3回までパーフェクト投球で、全く危なげがなかった。

 しかし、4回に制球が乱れる。先頭打者にカウント1―0から変化球がワンバウンドして右足をかすめる死球となり、この試合、初めて走者を出した。カブレラは空振り三振に仕留めたが、続くブルースにワンストライクからの2球目、外角高めのカーブを捉えられ右中間最深部へ運ばれた。当初は三塁打と判定されたが、ビデオ判定の結果本塁打となり、1―2と逆転を許した。

 5回は10球で三者凡退。6回は先頭打者を空振り三振とすると、カブレラをフルカウントからスライダーで見逃し三振を奪い、メジャー通算900奪三振を達成。野茂英雄(1918)、黒田博樹(986)に次いで日本人投手3人目の快挙だ。その直後、ブルースにカウント1―1から外角高めのカットボールを左翼席へ運ばれた。合わせただけに見えた打球が柵越えし、ダルビッシュはマウンドで驚きの表情だ。4番デューダは空振り三振。7回は三者凡退で片付けた。この時点で球数は107球に達しており、降板と思われたが、8回もマウンドへ。先頭打者を弱い二直に仕留めたが、レガレスに右前打を打たれたところで交代を告げられた。

 この日はフォーシームの最速が154キロで最遅はカーブ106キロとおよそ50キロの緩急差でメッツ打線を料理。ブルースに浴びた2本塁打以外は完璧だっただけに、あの2球が悔やまれる。

最終更新:6/8(木) 13:12
東スポWeb