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阪神・能見、左手薬指負傷で血染め…五回に今季初被弾、六回途中で無念降板

6/8(木) 6:02配信

デイリースポーツ

 「交流戦、オリックス5-4阪神」(7日、京セラドーム大阪)

 ユニホームのズボンに血の跡がついていた。悔しさを押し殺しながらマウンドを降りていく。阪神の先発・能見篤史投手(38)が左手薬指を負傷。思わぬ“アクシデント”もあり、六回途中で無念の降板となってしまった。

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 様子がおかしい。3点リードの六回。この回先頭の西野と安達に連打を浴び無死二、三塁としたところで香田投手コーチがマウンドへ駆け寄る。能見は左手薬指を気にするしぐさを見せたが、そのまま続投。ただ、事態は好転せず、ロメロと小谷野の連続適時打で1点差に詰め寄られ交代を告げられた。結局、5回0/3を6安打4失点とリードを守れなかった。

 序盤が万全だったからこそ、リズムの狂い始めが際立った。初回はわずか6球で三者凡退に料理。五回はT-岡田にソロ本塁打を浴び、58イニング目での今季初被弾となったが後続は断った。最小限の傷口で防いでいた。

 表情に暗さはない。試合後は淡々と患部について触れた。「ちょっと(親指が薬指を)えぐった。力むとたまに出る(症状)」と説明。変化球を投げる際、左手親指が薬指に接触し続けることで裂傷のようになったが、大事には至らなかった。ただ、全体的な投球内容には「4点取ってもらっているから。何とか抑えていかないと」と反省を口にした。

 プロ通算300試合登板の節目のマウンドは白星で飾れず。05年4月3日・ヤクルト戦(大阪ドーム)でデビューしてから数々の場数を踏んできた。この借りは返す。次回登板について香田投手コーチも「問題ないでしょう」と信頼を置く。次は必ず悔いを残さない。

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