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送配電部門の連携で運用を効率化、電力会社3者が協議へ

6/8(木) 13:10配信

スマートジャパン

■設備形成の最適化をさらに推進

 中部電力と北陸電力、関西電力の送配電部門は2017年6月、各社の送配電設備が混在している地域の設備形成の最適化をはじめ、電力需給調整や電力系統の運用面などについて相互連携による一層の効率化に向けた検討を行うと発表した。

 3社は地理的に隣接し、電力系統が相互に連系しているため、これまで送配電に関わる効率的な運営や技術的課題に連携して取り組むとともに、送配電設備の保守業務の受委託や災害復旧時の相互応援など、幅広く協力してきた。

 具体的には隣接他社電力系統の連系による供給信頼度向上、供給予備力の節減や系統故障時・需給時切迫時の電力融通による需給安定化を挙げる。他社の送配電設備が近い地域では、設備故障時の相互応援や設備の保守委託による業務効率化も進めてきた。

 今後は3社の送配電設備が混在している地域において、経年取替などのタイミングで設備のスリム化と再体解の有効活用など設備形成の最適化をさらに推進するという。

 また従来は、エリアごとに調整力を活用して需給バランス調整を実施したものを、広域的なインバランスネッティング*)や広域メリットオーダー*)を考慮することで、一層効果的な調整を行うことなどを3社の送配電部門で詳細な協議を進めていく方針だ。

*)インバランスネッティング:エリア間で発生する余剰・不足インバランスを相殺すること。*)広域メリットオーダー:エリアをこえて安価な順に調整力を活用すること。

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