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実質GDP1─3月、年率1.0%増に下方修正 年度の名実逆転3年ぶり

6/8(木) 9:20配信

ロイター

[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日発表した2017年1─3月期実質国内総生産(GDP)2次速報値は、前期比0.3%増(1次速報値0.5%増)、年率換算で1.0%増(同2.2%)に下方修正された。原油関係の在庫圧縮が響いた。2016年度通期では実質1.2%増、名目1.1%増となり、3年ぶりに名実が逆転した。

ロイターの事前予測調査は、中央値が前期比0.6%増、年率2.4%増だったが、これを下回る結果となった。

項目別では、民間設備投資が1次速報値の前期比0.2%増から同0.6%増に上方修正された一方、個人消費は前期比0.4%増から同0.3%増に引き下げられた。民間住宅も前期比0.7%増から同0.3%増に修正となった。

下方改定に最も寄与したのは民間在庫変動で、寄与度がプラス0.1ポイントからマイナス0.1ポイントに下方改定された。内閣府によると、原油高を背景に輸入量を減らして在庫を圧縮する動きがみられた。輸入物価の上昇はGDPデフレーターを押し下げる効果がある。

1─3月期の名目成長率は前期比0.3%減(1次速報値0.03%減)、年率1.2%減(同0.1%減)となった。

*内容を追加します。

(梅川崇)

最終更新:6/8(木) 16:20
ロイター