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藤井四段直筆「大志」バカ売れ 棋士が扇子を持つ理由

6/8(木) 16:31配信

東スポWeb

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が「大志」と揮毫(きごう)した上扇子(税込み2268円)が7日、東西の将棋会館で発売された。

「拙い字ながら『大志』という扇子を発売させていただいて、自分が書いた字が扇子になるのはうれしかった。『大志』という字は文字通り、上を目指して長くいきたいという気持ちを込めました」と藤井四段。東西の将棋会館には午前中から扇子を求める多くのファンが並び、正午に販売が開始されるとあっという間に完売した。

 関係者によると「上段者でも発売していない人もいる。それなりに強い棋士でファンにも人気がないと、こちらとしても発売しないですよ」。

 四段としては、戦後最年長となる41歳でプロ棋士となった今泉健司四段(43)の扇子が発売されているが、これは異例だという。実はこの日、2人の対局の可能性があったが、今泉四段が宮本五段に敗れ、またの機会に持ち越しとなった。

 その今泉四段は「内容的に良くなかったので悔しい」と宮本五段との対戦を振り返り、藤井四段との対戦がかなわなかったことを残念がった。扇子の販売については「誰でも作ってもらえるものでもないそうですし、ありがたいものですよ」とし「でも、藤井君は桁が違いますよ。1万本とか飛ぶように売れるんじゃないですか。『四段 藤井聡太』という期間も短い気がしますし、貴重なものになるかもしれませんね」とスーパールーキーを称賛した。

 ファンが“お宝グッズ”として扇子を買い求めるのはわかる。だが、肝心の棋士は、なぜ扇子を持つのか?

「単純に暑かったり、頭をクールダウンしたりもありますし、パチンパチンとリズムを取りながら思考をめぐらせている人もいる。中には、飾りとして置いているだけの人もいるので人それぞれですね。僕も暑い時もあるし、気休め的なこともある。その時その場で状況は変わりますよ」と今泉四段は話している。

最終更新:6/8(木) 16:31
東スポWeb