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中日・大野 涙の今季初勝利に森監督もご機嫌

6/8(木) 16:46配信

東スポWeb

 中日の開幕投手・大野雄大(28)が7日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し、7回2失点(自責点0)で待望の今季初勝利を挙げた。昨年8月28日の広島戦(ナゴヤドーム)以来となる白星にヒーローインタビューでは思わず号泣。「勝つのって難しいと改めて感じました。こんな自分に頑張れって声を掛けてくださって。皆さんに感謝です」としみじみと話した。

 開幕から6試合連続で勝ち星なし。その後、リリーフに回って2試合に登板。一度登録抹消して万全の態勢で5月31日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発復帰登板したが、結果はまさかの6回6失点に終わった。このままズルズル行ってもおかしくなかった中、立ち直るきっかけは森監督の言葉だった。大野について指揮官が「力で行くピッチャーじゃない。甘く入れば打たれる」と評したことだ。

 大野は細かいコントロールよりも力で抑えるパワーピッチャー。しかし、このところの投球は「引きっぱなしのピッチャーになっていた」(友利投手コーチ)。そんな状況もあって「あいつの持ち味が何かを考えさせるために、監督はあえて逆のことを言ったんじゃないかな」とチーム関係者は言う。

 この日の登板までに大野は岩瀬、投手コーチ、ブルペン捕手などのアドバイスを受け、真っすぐの精度のみを高め「5回でもいいや。真っすぐでとことん押していこう」と決意。「もう一度抑えてきたスタイル、力強さ。その原点に立ち返れた」(友利投手コーチ)と本来のパワー投球を取り戻した。

「(ヒーローインタビューは)面白かったねぇ。投球よりも良かった」と泣いた大野をちゃかした森監督。勝つべき人の勝ち星に満足げだった。

最終更新:6/8(木) 16:53
東スポWeb