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浜松市の出生率1・57 県の数値上回る 16年

6/8(木) 9:33配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す2016年の合計特殊出生率が、浜松市は1・57だったことが7日、市のまとめ(概数)で分かった。計算の母数に使う年齢別女性人口を日本人に絞る方式に改めたため、外国人を含んでいた15年の公表値1・49より大幅に上昇したが、同条件の算定値で比較すると増減はなかった。県内の出生率1・55は上回った。

 市は16年に生まれた日本人の子どもの数と、住民基本台帳に記載された日本人女性の数を基に算出した。法改正で外国人が台帳に登録されるようになった12年から4年間は、日本人を抽出したデータの存在を見落とし、分母となる女性の数だけ外国人を含めたまま算出していた。

 市保健総務課によると、16年に生まれた子供の数は6558人で、前年から198人減少した。一方、算定基準となる10月1日現在の15~49歳の日本人女性の数は、前年同期比522人減の15万5512人だった。

 市の人口ビジョンでは、25年までに出生率を1・84に引き上げるとしている。次世代育成課の担当者は「出生数が減ったのは残念だが、ハード、ソフト両面で子育て環境の充実を図り、目標を達成したい」と話している。

 過去の出生率を日本人に絞って再計算すると、12年は1・56、13年は1・55、14年は1・51、15年は1・57。外国人女性を含めた16年の出生率は1・48だった。市は当面、両方の数値を毎年公表する方針だが、施策立案や他都市からの照会には基本的に日本人だけで算出した出生率を用いるという。

静岡新聞社