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巨人42年ぶり球団ワースト記録更新12連敗に本社上層部が厳罰人事準備

6/8(木) 16:46配信

東スポWeb

 巨人が暗黒の扉を開けた。7日の西武戦(メットライフ)は、打線が6安打無得点と沈黙。0―3の零封負けで、ついに1975年の球団ワースト記録を42年ぶりに更新する12連敗を喫した。どうにも光の見えない現状に、親会社は本格的に動き始め、球団への圧力を強めており、それがチームの機能不全を招く悪循環に陥っている。

 敵地に響くG党の怒声、右翼席には「俺達を失望させるな」「負けは見飽きた」の横断幕。球団史を塗り替える敗戦に爆発したファンのストレスが、由伸監督の背中に突き刺さった。試合後、静かに息を整えた指揮官は、下を向くことなく報道陣の前に立った。

 悪夢はこの日も覚めなかった。「みんながなんとかしようっていうのは間違いないですし、ただこういう展開なんで、なかなか難しい。ただ、こういった中でも結果を残していくことがプロ野球選手の仕事。その日のゲームで仕事をしていく、結果を残していくしかない」と自らに言い聞かせるように語った。

 球団の歴史の重みが、ナインの動きを鈍らせたのか。投手は粘りきれず、攻撃陣はビハインドをはね返せない。先発の吉川光が4回メヒアの2ランで先制を許すと、チーム全体が硬直した。

 序盤から好機をことごとく潰し、極めつきは7回。一死後、西武3番手・牧田から石川、クルーズの連打で一、三塁。9番・実松を迎えたところで由伸監督は代打・長野を送った。しかし結果は最悪の二ゴロ併殺打。右翼席は静まり返った。

 敗戦を積み重ねるたび、由伸監督を筆頭とした現場への批判も激しさを増している。ただ指揮官やナイン、球団フロントにとって、実は今、一番厄介なのは親会社の動きだ。

「大手町(読売)は今、低迷の責任所在を巡って、その追及作業に躍起。堤GMや監督は上層部への対応で手一杯になってしまっているようです。本来であれば、今はトレードや育成支配下の検討、来季に向けた外国人調査やドラフト候補の絞り込みも始める時期ですが、今はどれも二の次。球団全体が機能不全に陥ってしまっているんです」(読売関係者)

 球団編成部門と現場のトップが身動きできない現状では、周囲のフロントやコーチ陣が萎縮するのも当然だ。保身に走る者も出始めている。

 前出の関係者は「本社上層部は、すでに具体的な人事断行の準備を進めています。この状況では、交流戦明けにも何かしらの動きがあるのではないでしょうか」と話すが…。暗黒の歴史を突き進むチームは今、内部からも大きく揺さぶられている。

最終更新:6/8(木) 17:48
東スポWeb

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