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米国で急成長のデジタルサイネージ管理システム「Enplug」が日本初上陸

6/8(木) 11:10配信

ITmedia マーケティング

 日用品や工業製品のパッケージデザインと製造、および店頭販促支援などを手掛けるサガシキは、米国で急成長中のスタートアップ企業Enplug(エンプラグ)が提供する、オープンプラットフォームタイプのデジタルサイネージ管理システム「Enplug」の独占販売権を取得し、日本での販売を開始すると発表した。

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 Enplugは米国で急成長中のベンチャー企業。共同創業者兼CEOのナンシー・リュー氏は、雑誌『Forbes』で「30歳未満の女性起業家トップ30」にノミネートされ、『Fortune』の女性起業家トップ10にもランクインする注目の起業家だ。自社のミッションを「企業がデジタルディスプレイ上で最も効果的なビジュアルコミュニケーションを実現できるようにする」ことだと述べる

 リュー氏は、これまでのデジタルサイネージシステムは価格も高く設定も難しく、表示するコンテンツごとに異なるソフトウェアだったと語り、それを解決するため「オープンプラットフォームとアプリマーケット、自動化が可能なインテリジェントなシステム」という3つの条件を備えたソフトウェアを開発するに至ったという。

 Enplugは、米国では1000社以上の企業が導入している。オフィスや店舗、展示会やショウルーム、病院に教育産業と、用途はさまざまだ。

 Enplugはこれまでのデジタルサイネージ専用端末と異なり、液晶テレビを含む市販のディスプレイに専用デバイスをHDMIケーブルで接続するだけで利用できる。コンテンツはインターネットを通じて配信。Webブラウザから専用ダッシュボードにアクセスし、アカウントにひも付けられた複数の端末をシームレスに一元管理できる。

 表示するコンテンツは、専用アプリマーケットで提供されるさまざまなアプリケーションから必要なものを選択する。表示間隔や配色などは自由にカスタマイズできる。

 アプリには自社サイトなどを表示する「Web Pages」や画像・動画を表示する「Graphics&Video」に加え、ニュースや天気、さらに「YouTube」「Instagram」などもそろっている。Instagramでは指定したアカウントやハッシュタグでコンテンツをフィルタリングして表示することもできる。

 使用するディスプレイは縦長にも横長にも対応。ダッシュボード上で画面の向きを設定するだけで、ソフトウェアがディスプレイのインタフェースを最適化して表示する。また、管理性に優れ、OSレベルのステータスメトリクスなど、ディスプレイの履歴やアプリケーションの詳細を表示できる他、ログファイルのダウンロードやスクリーンショットの取得も可能。専用アプリ(iOSおよびAndroid)も用意しているので、スマートフォンからも操作できる。

 さらに、エンプラグダッシュボードでは、設定したハッシュタグの付いた投稿数を計測することができ、 どのユーザーが最も頻繁に投稿を行っているのか、またその影響範囲を確認することが可能だ。また、ブランドイメージを損なう不適切な言葉を自動で排除するフィルター機能が3種類のレベルで準備されており、表示される投稿を事前承認性にすることも可能だ。

 利用料金はデバイスが1台2万9800円。月額使用料はディスプレイ当たり平均5000円程度(導入台数により単価が変わる)。サガシキの枝吉宣輝社長によれば、国内での販売目標は初年度300台、取り扱い3年後で3000台。