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広島 昨年は「神ってる」リーグV、今年は「バティってる」

6/8(木) 16:46配信

東スポWeb

 勢いだけではなさそうだ。広島の超新星、サビエル・バティスタ内野手(25)が7日の日本ハム戦(札幌ドーム)で逆転弾を含む初の1試合2本塁打をマーク。3安打3打点で今季21度目の逆転勝ちに貢献した。

 今月2日に支配下選手登録され、デビューから2打席連続の代打アーチを放つなど、ここまで10打数5安打4本塁打7打点と大暴れ。一躍、時の人となった。そのブレークぶりには、緒方監督も「とんでもない打球を打っていたね。ビックリしたよ」と目を丸くするばかりだ。

 迎打撃コーチは「まだ相手にデータがないし、研究されていないというのもある。この結果に満足せず頑張ってもらいたい」とさらなる飛躍を期待するが、ただの“ビギナーズラック”で打てているわけではない。未知数な要素はあるものの「低めや我慢しないといけないところは我慢して(自分が有利になる)カウントをつくる作業もできている」(同)と学習能力の高さには首脳陣も一目置いている。

 この日で2度目となったヒーローインタビューでは、本人よりもブルペン捕手でスペイン語の通訳も兼ねるクレートさんの“怪しげな日本語”が注目を浴びた。インタビュアーの日本語による質問に、バティスタは通訳を介してスペイン語で答えていたが、チーム関係者によると「バティが来日したのは2年前の秋季キャンプだけど、日本語のヒアリングはほぼできている。話すほうも過去のドミニカ人選手を含めてペルドモ(1996~99年に在籍)に次ぐレベル。分からない言葉が出てきても、すぐに習得する頭の良さがある。チームメートとも積極的にコミュニケーションをとっています」という。

 お立ち台では、昨年は育成選手で経験することのできなかったリーグ優勝の輪に今年は加わりたいかとの質問に、クレートさんが「去年は優勝しました。今日も優勝に勝ちました…が、したいです」と“珍通訳”するのを笑顔で見守った。ファンの間では昨年の鈴木の“神ってる”をもじった“バティってる”が流行になりつつある。底知れぬ能力が開花するのはこれからだ。

最終更新:6/8(木) 16:54
東スポWeb

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