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【巨人】踏ん張りきれない中継ぎ 配置転換なら内海、大竹、吉川光らが候補

6/8(木) 6:08配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 西武3―0巨人(7日・メットライフドーム)

 チーム状況を考えれば、ダメ押しとも言える一発だった。0―2の6回、イニングまたぎの西村は、先頭の中村にソロを浴びた。尾花投手コーチは「2点で何とか止めていればチャンスはあった」と指摘した。

 連敗中、先発投手が試合をつくれない日もあったが、それ以上に感じるのが中継ぎ陣が心もとないことだ。ここ12試合の救援陣は計41回1/3で24失点。中盤以降に突き放され、打線が反撃しきれない試合ばかりだ。

 この日、ベンチ入りしたリリーフは森福、西村、桜井、田原、江柄子、篠原に抑えのマシソンの7人。正直、マシソン以外は安心して見ていられない。現状は田原、森福はじめ、全員が展開を問わずフル回転。外国人枠の問題で登録抹消中のカミネロが戻っても「マシソンとカミネロにどうつなぐか」という課題は変わらない。

 無理もない。昨年までブルペンを支えた沢村、山口鉄が故障で不在。首脳陣は試行錯誤を繰り返して起用してきたが、うまくいっていない。例えば今村。2軍では今季全て先発登板だったが、中継ぎで1軍に緊急昇格。2日のオリックス戦は西村、篠原がベンチに残る中で同点の10回から起用し、敗戦投手になって即2軍降格、また2軍で先発調整中だ。

 同点の終盤には2番手で中継ぎ経験の浅い桜井。起用に応えられない選手の力不足、と言えばそれまでかもしれない。でも、そんなことを言っていられる状況じゃない。故障者や1軍未経験の投手を除き、中継ぎの1、2軍の入れ替えはやり尽くした感じもある。

 リリーフができる宮国も池田も、今は先発だ。手薄なブルペンを若手の急場しのぎの配置転換だけに頼るのは難しい。ならば経験、実績がある投手に託すのはどうか。左腕も不足しているし、個人的には、先発として2軍に置いておくなら内海を推したい。大竹寛や吉川光を思い切って中継ぎに回すのも手だと思う。

 この日、1軍戦の前にG球場で2軍戦を見た。先発で6回無失点の内海は最速143キロでキレがあった。もう2軍にいるべきではないと感じた。大竹寛もそう。先発で結果を残せず降格したが、1軍にいるだけで精神的支柱にもなるはずだ。若手の成長は頼れる先輩がいればこそ。苦境を投手一丸で乗り越えるためにも、ブルペンにベテランの力が欲しい。(投手担当・片岡 優帆)

最終更新:6/8(木) 21:04
スポーツ報知

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