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知事選、経済か文化かも争点に 前山亮吉・県立大教授

6/8(木) 12:26配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 今回の知事選は自民か非自民かといった党派の対立軸は意味を失い、選択基準にならない。大局的には川勝平太氏が2期8年の県政運営でトップとしての責任を全うしたか、川勝氏の3選が多選に当たるかどうかが問われることになる。有権者は同一の知事が10年を超えて県政を担う重みを十分に考慮して投票しなければならない。

 現時点で川勝氏と溝口紀子氏の違いは年齢や性別以外、見えにくい。浜松の新野球場建設も限定的なテーマだ。溝口氏は川勝氏の政治姿勢を批判するだけでなく、県政にどのようなアプローチをするのか、もっと明確に示す必要がある。

 経済界は川勝氏と一定の距離を置いている状況がうかがえる。静岡県政は従来、実利優先で進められてきたが、川勝県政になり、文化面に重点が置かれるようになった。溝口氏が具体的な経済政策を打ち出しているとは言えないが、より優先すべき政策分野が文化なのか、経済なのかも争点になり得る。

静岡新聞社

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