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【大学選手権】立大“長嶋魂”で59年ぶり勝った!6回まで12三振も7回に一挙6点

6/8(木) 7:33配信

スポーツ報知

◆報知新聞社後援 第66回全日本大学野球選手権 第3日 ▽2回戦 立大6―2富士大(7日・東京D)

 51年ぶり出場の立大(東京六大学)が“ミスター御前弾”を口火に逆転勝ち。優勝した1958年大会以来の8強入りを決めた。2点を追う7回、大東孝輔内野手(4年)が、OBの巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(報知新聞社客員=57年度卒)がほほ笑む右翼看板に向かう同点弾。打者12人6得点の猛攻へと導いた。

 立大魂だ。大東の打球は、ミスターが見守る東京ドームのセコム看板のほぼ真正面、右翼席最前列へ飛び込んだ。「長嶋さんは大先輩で偉大な方。このホームランは奇跡だと思います」。初球の直球をとらえ、逆方向へ起死回生の同点弾。リーグ戦では代打の切り札として起用されてきた4年生がビッグイニングの口火を切った。

 “御前弾”が一気に流れを変えた。2点を追う7回無死一塁。6回まで2安打12三振と攻め手を欠く中で、溝口智成監督(49)は2打席連続三振だった大東のバットに託した。「思い切りに懸けた。ホームランとは思っていなかったけど、結果を出してくれて頼もしい」。打者一巡で迎えた第4打席は押し出し四球。3打点で勝利に貢献した。

 誰もが認める努力家だ。2失点完投した2年生エース左腕の田中誠也は「夜は毎日素振りをしているし、朝は寮の周りのゴミ拾いをしている。みんな(努力家だと)分かっているから、活躍する時はベンチに活気が出る」。先輩の活躍を、自分のことのように喜んだ。

 チームはミスターが4年だった1957、58年に連続日本一に輝いた。59年ぶりの白星は、2010年の同大(37年ぶり)を大幅に上回る最長ブランクだ。「初戦を全力で取る、と口酸っぱく言ってきた。目の前の一戦一戦を勝って、日本一を目指す」と指揮官。ミスターの笑顔に背中を押され、次戦からは神宮へ乗り込む。(青柳 明)

最終更新:6/8(木) 7:35
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