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巨人 動揺する球団首脳の姿勢がドロ沼に拍車

6/8(木) 11:28配信

デイリースポーツ

 球団史上、類を見ない泥沼にはまってしまった巨人。打線の低迷、投手陣の不調、編成、世代交代の失敗…。要因はさまざまある。その中で1つ言えることは、高橋監督をはじめとする首脳陣、そして選手らの現場は低迷脱却へ必死にもがいているということだ。

【写真】歴史的ドロ沼にオトコマエの顔をゆがめる由伸監督

 気になるのは、本来なら現場を信じ、見守るべき球団首脳が現場以上に動揺しているように見えることだ。老川オーナーは頻繁に球場に足を運び、選手を激励する。ただ最近は声を荒らげることも少なくなく、選手を集めて「しっかりして!」と怒鳴り、チケット販売への影響や、視聴率の低迷にまで言及したという。

 上層部のじたばたぶりは、現場に敏感に伝わる。「あれでは逆にしらけてしまうよね」と球団関係者。また、1、2軍の入れ替えなどといった編成にまで、球団首脳らの“意向”が反映されることがあるとも聞く。言うまでもなく現場に携わる人間は、野球界のトップレベル。だからこそ、結果に対する責任が発生する。そこに口を挟んでは、責任の所在があいまいになる。

 “常勝”を義務づけられているチームが喫した歴史的連敗。まだ88試合残しているとはいえ、巨額の投資をしているだけに、看過できないのも確かだろう。低迷の要因は多岐にわたるが、こうしたことが、さらに拍車をかけてしまっているとも言える。(デイリースポーツ・野畑圭司)