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韓国国会議長 安倍首相と会談「互いに気持ち通じた」

6/8(木) 19:12配信

聯合ニュース

【東京聯合ニュース】日本を訪問している韓国の丁世均(チョン・セギュン)国会議長は8日、安倍晋三首相と会談した。会談後、記者団に対し、「両国関係を緊密にし、未来指向の協力・パートナー関係に進もうということで合意した」と説明した上で、両国首脳が相互に訪問するシャトル外交を早期に再開させることで一致したと話した。

 また「経済や北の問題など様々な懸案に対し、双方が十分に協力するよう提案した」とし、「過去には両国の関係が冷え込んだ際に動くことができる人材がいた。今後は『韓国通』や『日本通』の人材を復活させることで、十分に困難を克服することができるシステムを作ろうと提案した」と述べた。

 提案に対する安倍首相の返答については「比較的、全体的に首相が話したことに私が共感することが多く、私の話についても特別な異議はなかった」とし、「互いに気持ちが通じたというか、対話がうまく進んだ」と説明した。

 首脳会談の開催時期については特定しなかったが、国賓訪問を早期に進めることを提案したという。

 北朝鮮の核・ミサイル問題については、「非核化を実現するために両国が互いに意思疎通し、努力しなければならないということで一致した」とし、「対話のための対話ではなく、実質的な非核化のために対話をしなければならないと(の認識で)一致した」と明らかにした。

 旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日の合意や歴史問題などについては互いに言及しなかったという。

 訪韓日本人観光客に比べ、訪日韓国人観光客が多いことについて、丁議長が「より多くの日本人が韓国を訪れるよう関心を持ってほしい」と求めると、安倍首相は両国関係が好転すれば多くの日本人が韓国を訪れるのではないかと話したという。

 安倍首相は公開された冒頭の発言で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と2回電話会談を行ったとした上で、文政権と共に未来志向の新しい関係を構築していくことに期待を示した。

 また急を要する安全保障上の課題である北朝鮮問題を改善するにあたり、韓日、韓米日が緊密に連携して協力していくことが重要だと強調した。

 これに対し、丁議長は「アベノミクスの成功を通じて経済を活性化させ、国際会議などでリーダーシップを発揮していることに敬意を表したい」とした上で、「北の核などの懸案に関し韓日関係が極めて重要だ。最近の困難を克服して協力し、未来志向の協力パートナー関係をつくることを期待する」と応じた。

 会談は4分間の公開冒頭発言と20分間の非公開会談に分けて行われた。

最終更新:6/8(木) 19:15
聯合ニュース