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「忍びの国」大野智に原作者・和田竜が大満足「見事な無門を演じてもらいました」

6/8(木) 21:23配信

映画ナタリー

大野智主演作「忍びの国」のトークショー付き試写会が、本日6月8日に東京・ニッショーホールで行われ、監督の中村義洋と原作・脚本を手がけた和田竜が登壇した。

【写真】「忍びの国」キャスト。石原さとみ(上段左)、鈴木亮平(下段左)、伊勢谷友介(下段右)。(他16枚)

本作は、伊賀最強だが普段は怠け者の忍び・無門役の大野のほか、石原さとみ、伊勢谷友介、鈴木亮平、立川談春、知念侑李(Hey! Say! JUMP)らが出演した時代劇エンタテインメント。原作を読んですっかり惚れ込んだという中村は「僕のやりたかった忍者像みたいなものが描かれていて、すぐに出版社に連絡しました」と当時の興奮ぶりを伝えた。

また中村は「一番最初に読んだときは無門が気持ち悪かった(笑)。爬虫類的なイメージでした」と明かす。無門に合う俳優が思いつかない中、「映画 怪物くん」で大野とタッグを組み、「大野くんを無門に当てはめて読み直したらぴったりだったんです」と振り返る中村。「原作に猫背って書いてありますよね? 大野くん、本当に猫背で。(撮影現場で)出番じゃないときは僕の横でこうやってる」と背中を丸めてみせ、「こんな人がなんであんなにキレのある動きをするんだろう?っていうところが無門ですよ!」と大野がいかに適任かを強調した。

映画の感想を聞かれると、和田は「まさかこういうテイストになるとは思っていなかったので、すごく変な映画だなと思いました(笑)」と正直にコメント。そして「合戦シーンをあんなふうに料理して、一方で大野さんのラストの一騎打ちは壮絶で。バトルのトーンがさまざまで、そこがこの映画の魅力の1つだと思います」とたたえる。

これまでアクション作品を手がけてこなかった中村は、ほかの作品を監督している最中にもアクション映画を観て学ぶ中で、「今のお客さんって、きっと(ワイヤーアクションの)ワイヤーが見えているんでしょうね」と気付いたことを打ち明ける。「そういうのって役者さんが一番楽な姿勢でやってるんですよ。この作品ではワイヤーを連想させない動きをしてもらいました。役者の皆さんの痛さは半端じゃなかったみたいですね」とにやりと笑い、「大野くんに『今の笑顔じゃなかったからもう1回』ってNG出すと、(大野は)『だって痛いよ!』って(笑)」と現場でのやり取りを明かした。

無門を演じ切った大野に対し、和田は「以前から運動神経が大変いいと伺っていましたが、すごい動きでびっくりしました」と大絶賛。「最後に無門が絶叫するくだりがあるんです。この物語がきちっと結べるかどうかがそこに懸かっているんですが、ちゃんとクリアされていて。見事な無門を演じてもらいました」と太鼓判を押した。

「忍びの国」は7月1日より全国でロードショー。



(c)2017 映画『忍びの国』製作委員会

最終更新:6/8(木) 21:23
映画ナタリー