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【広島】誠也弾で日本ハムに日本Sのお返し!3タテで楽天とセパ首位対決へ

6/9(金) 6:03配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム3―5広島(8日・札幌ドーム)

 広島が昨年の日本シリーズで敗れた日本ハムに雪辱の3連勝で、交流戦首位に浮上した。鈴木が決勝12号2ランを放ち、46打点はリーグトップに並んだ。ソフトバンクも先発野手全員安打で15得点の圧勝。阪神に敗れたオリックスと、首位に3チームが並んだ。

 今のカープの勢いを象徴するような、強烈な弾丸ライナーを左翼席に突き刺した。初回だ。2死一塁。鈴木が、初対戦だった浦野の初球の直球をコンパクトに振り抜いた。4試合ぶりの12号2ラン。強烈な先制パンチを食らわせ、「先制点につながるホームランになってよかったです」と喜んだ。

 札幌ドームは悔しさだけが残る場所だった。昨季の日本シリーズ。2連勝で乗り込んだが、返り討ちの3タテを食らい、そのまま4連敗で日本一を逃した。その北の大地で、舞台は違えど3タテを決めた。札幌Dは昨年までの交流戦で、7勝16敗1分と大きく負け越していた鬼門。しかし今のカープにはそんなデータは関係なかった。

 鈴木自身、日本シリーズで18打数4安打と結果を残せなかった。終了直後には「自分が打てなかったから負けた」と、責任を背負い込んだ時期もある。だがそれも終わったこと。試合後、報道陣からの日本ハムに関する質問を遮って、「それは聞かないでください」と目をつり上げた。前だけを見ている証しだ。

 バティスタが新しい“神”として注目を浴びる交流戦。もはや誰も“神ってる”とは呼ばなくなった背番号51の一発で主導権を奪い、5回の丸の2点適時打で中押し。最後は詰め寄られたが、勝利の方程式で逃げ切った。今季3度目の5連勝で、交流戦の順位もソフトバンク、オリックスと並んで首位に浮上した。

 緒方監督は「全員で、この3連戦はいいゲームができた。札幌のファンにもいいゲームを見せられたと思う」とうなずいた。9日からはパの首位・楽天との首位対決。「強いパ・リーグの首位相手に明日からも頑張って行きたい」。交流戦に弱いカープも今や昔。杜(もり)の都でも、鯉が暴れる。(角野 敬介)

最終更新:6/9(金) 23:06
スポーツ報知