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日本大使館、イラン当局にイラク戦の「最高レベルの警戒態勢」を要請

6/9(金) 6:04配信

スポーツ報知

 日本代表が13日にW杯アジア最終予選、イラク戦を行うイランでの同時多発テロから一夜明けた8日、在イラン日本大使館が試合の警備を最高レベルの厳戒態勢に引き上げるようイラン当局に要求することが分かった。日本代表はこの日、都内で練習した後、イランへと出発した。

 日本代表がイラクと対戦するパススタジアムはテヘラン市内にある。7日には銃撃や自爆によって13人以上が死亡、46人以上が負傷した同時多発テロが発生した。国際サッカー連盟(FIFA)、アジア・サッカー連盟(AFC)からの指導はなく、試合は開催予定。在イラン日本大使館は、スポーツ報知の取材に、試合会場の警備態勢を最高レベルにするようイラン当局に求める考えを明かした。

 日本大使館の担当者は「警備を担当するイラン当局に再度警備態勢の充実を訴えます」と説明した。日本戦前日の12日には、約8万5000人収容のアザディスタジアムでアジア最終予選、イラン―ウズベキスタン戦が行われる。同担当者は「最高レベルの警備態勢が敷かれると聞いている。(日本戦も)それに準ずるものを手配してもらうよう、お願いします」と続けた。

 イラン―ウズベキスタン戦の警備態勢の詳細は保安上の理由で公表されていない。ドルトムントのバスが襲撃された4月の欧州CL準々決勝のASモナコ戦では、観客にリュックなどの持ち込みが禁じられるなどテロ対策が取られた。入場ゲートの金属探知機が強化される可能性もある。

 日本サッカー協会の西野朗技術委員長はこの日、現地入りしているスタッフから電話を受け「厳しい状況ではないという報告がありました」と話した。選手にも現地の警戒レベルが4段階中、最低の1だとの説明がなされ、日本代表は夜にイラン遠征へ出発した。

最終更新:6/9(金) 6:05
スポーツ報知