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ホークス柳田、笑撃10M打から…衝撃145M弾 「テラス席がいい仕事」2発目も、全4打点独り占め

6/8(木) 6:01配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4-1ヤクルト(7日・ヤフオクドーム)

 ギータ、今度は145メートル衝撃弾! 柳田悠岐外野手(28)が3回に右翼席最上段に推定飛距離145メートルのV弾をぶち込んだ。ヤクルト石川から先制12号3ラン。8回にも今季2度目の1試合2発となる13号ソロで全得点をたたき出した。6日は延長10回に推定飛距離わずか10メートルのサヨナラ内野安打。今度は圧巻のパワーをさく裂させた。自己最長を更新中の連続試合安打も「19」に伸ばした。この日敗れたパ・リーグ首位の楽天とは1・5ゲーム差に接近した。

【写真】パンチパーマをあてた柳田、そのワケは…

 正真正銘のヒーローは胸を張って連日のお立ち台に上がった。前夜の“笑撃”を一夜にして衝撃に変えた。推定飛距離145メートルの特大弾を含む1試合2発。全4得点を一人でたたき出した柳田が「昨日と違ってすごく飛んでくれたんで最高です」と声を張り上げた。

 衝撃は3回2死一、二塁の第2打席に生まれた。石川の初球スライダーを振り抜くと、打球はどこまでも飛んでいった。「(一ゴロの)1打席目でボールとの間が取れていなかったので、この打席は間を少し長く取るようにした。そうしたら自分のドンピシャのポイントで打てた」。着弾点は右翼席最上段の145メートル表示付近。12号先制3ランはV弾となった。

 「そんなつもりはなかったけど、たまたま」。それは前夜の発言に伏線があった。サヨナラのヒーローはお立ち台を反省で締めていた。延長10回のサヨナラ打は、打ち損じた当たりが三塁線の内側にピタリと止まる幸運な一打。「めちゃくちゃダサい打球だった。明日はもっとちゃんと打球を飛ばします」。有言実行の特大弾。「今日はいい仕事ができました」。お立ち台からの眺めも格別だった。

 8回には左中間テラス席への13号ソロ。「詰まったけど、テラスがいい仕事をしてくれた」とうそぶいたが、飛距離の出る根拠もある。重心を後ろに残すステイバックの徹底だ。軸足にしっかりと体重が乗ることで米メジャーの強打者顔負けの爆発的なパワーが生まれる。「とにかく自分のスイングをしていい打球を打ちたい」とその一心で打席に向かう。

 これで自己最長を更新中の連続試合安打も「19」まで伸ばした。振り返れば、5月17日のオリックス戦で京セラドーム大阪の中堅5階席に見舞った145メートル弾から始まった。「本当にラッキーな部分もあるのであんまり気にしていません」

 柳田の今季2度目の1試合2発で快勝。敗れた首位楽天とは5月13日以来となる1・5差に縮めた。5カード連続勝ち越しで今季最多の貯金15と得意の交流戦で勢いが増してきた。交流戦だけで4度目のヒーローとなった柳田は「あまり期待されない方がいいんですけど…。給料もらってるんで頑張ります」と笑った。やっぱりギータには規格外の一発が似合う。

西日本スポーツ