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小池知事vs自民党 市場問題から見える都議選の戦略

6/8(木) 22:04配信

TOKYO MX

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 東京都議会議員選挙に向けて激しく対立している東京都の小池知事と自民党ですが、中でもポイントとなる市場問題から、都議選の戦い方が見えてきました。

 今回の都議選の争点でもあり自民党が小池知事に切り込むのは「市場の移転問題」です。自民党東京都連の下村会長が「豊洲の早期移転が、自民党としては緊急の1番目に入れている」と述べるなど、豊洲市場への早期移転を公約の柱と位置付ける自民党は、移転の是非を明らかにしない小池知事について「一日も早く豊洲移転を進めるのが、知事の大事な役割だ」(菅官房長官)として、「決められない知事」だと批判しています。さらに7日まで開かれていた東京都議会でも「移転延期以来、全く方向性が見えない」と知事を問いただしました。

 一方、小池知事が率いる都民ファーストの会は、市場移転の是非について「総合的に判断する知事の立場を尊重する」として、態度を明らかにしていません。小池知事は都議会で「市場問題は、移転を延期して地下水モニタリングの結果を見届けたからこそ、安全安心の確保のための確認や持続可能性のチェックなど、50年・100年の“鳥の目”をもって市場のあるべき姿を総点検することにつながっている」としています。

 築地か豊洲か。自民党に「決められない知事」と呼ばれた小池知事は受動喫煙対策を引き合いに出し、皮肉交じりに「国がもたもたしています。決められないのは自民党」と訴え、自民党を批判しています。

 都民ファーストの会と選挙協力をしている公明党が「安全対策をした上での早期移転」を訴える中で、小池知事はどのような選挙戦を展開するのでしょうか。

◇ ◇ ◇

 都議会が閉会し、各党も本格的な選挙モードに突入しました。政治学者で都政に詳しい、日本大学法学部の岩渕美克教授による解説です。

最終更新:6/8(木) 22:04
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