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《ブラジル》自分史『わが移民人生』掲載開始=元沖縄県人会長、山城勇さん

6/8(木) 6:59配信

ニッケイ新聞

 沖縄県人会長や沖縄文化センター理事長を歴任し、移住初期から長年コミュニティーに貢献してきた山城勇さん(89、沖縄県)の自分史『わが移民人生―おしどり来寿を迎えて』を本日から掲載する。
 長男から「日本のような安全で優れた文化の国からなぜブラジルへ移住してきたのか」と質問されたのが執筆のきっかけだった。「戦争や地上戦を経験した沖縄の苦難を知らない子供達に対して、容易に返答できる問題ではない」として時代背景がよく解るように2年半の歳月をかけて執筆した。
 1928年に糸満市米須で生まれた山城さんは、43年に満蒙開拓青少年義勇軍に入隊し満州へ渡った。終戦後は大連で2年間の避難生活を経験した後に引き揚げ、58年に第4次沖縄産業開発青年隊としてブラジルに渡った。
 サントアンドレー市郊外で野菜作りとフェイランテで生計を立てる傍ら沖縄コミュニティーに貢献し、04年にサンパウロ市名誉市民権、06年には旭日双光章が授与された。これまでの移民人生や長年携わってきた沖縄系コミュニティーが辿ってきた足跡が、著者の視点から豊富な資料とともに綴られている。

最終更新:6/8(木) 6:59
ニッケイ新聞