ここから本文です

犬猫に善意の歩行補助具、台湾のペット愛好家が製作

6/8(木) 15:15配信

ロイター

 ペット愛好家が善意で作った歩行補助器具のおかげで、台湾南部台南の飼育施設アニマルシェルターにいる肢体に障害がある犬猫の多くが歩けるようになった。
 友達が助けたケガをした犬が、自力で歩くことが困難なことが判明。動物病院が作った歩行器具の代金を見て、その友達がビックリ。高額な犬用歩行器具を買う代わりに、パン・チェイ(40)さんは自分で器具を製作することにした。
 「最初にこの補助器具を使って完治した犬を見て、自信が出ましたよ」と語るパンさんは、それ以降犬猫用の歩行器具を製作してきた。最初は木製で重かったが、いまは軽い塩化ビニールの水道用パイプを利用している。犬猫それぞれの体格に合わせて、切った塩ビパイプを繋ぐだけの作業で、費用も3500円程度で市販の器具に比べ3分の1以下。
 機械工のパンさんは毎週末、ガールフレンドと連れ立って台湾中のアニマルシェルターやホームを訪問、1600円の旅費と材料費で歩行補助器具を製作する。もちろん、身寄りのない犬猫には無料奉仕だ。
 台湾では野犬や野良猫が車に轢かれるケースが多く、地方の農村部などでは、野生動物の被害から農産物を守るための罠に掛かる事例も多いといわれる。

(台湾、台南、6月7日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:6/8(木) 15:15
ロイター