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障害者の就職8.1%増903件 8年連続で過去最多更新 佐賀県内16年度

6/8(木) 12:25配信

佐賀新聞

 佐賀県内のハローワークを通じた2016年度の障害者の就職件数は前年度比8・1%増の903件で、8年連続で過去最多を更新した。佐賀労働局は法定雇用率の達成に向けた企業努力に加え、慢性的な人手不足も数字を押し上げた要因とみている。

 内訳は知的障害者が23・2%増の175件、精神障害者が18・7%増の355件。身体障害者は6・1%減の322件で、自閉症など「その他の障害者」は前年度と同じ51件だった。新規求職者に対する就職者の割合を示す就職率は1・6ポイント増の57・8%で、全国平均の48・6%を上回った。

 産業別では、医療・福祉が39・9%で最も多く、次いで製造業14・4%、卸売・小売業11・6%。職種でみると、運搬・清掃が最多の33・1%を占め、事務16・1%、サービス15・8%、生産工程14・2%が続いた。事業の廃止や縮小で解雇されたのは前年度から4人減って13人だった。

 障害者雇用促進法は、従業員50人以上の企業に2・0%の障害者雇用を義務付けている。県内企業の達成率は73・1%(399社)で全国トップだが、147社がまだ達成しておらず、佐賀労働局は「うちの仕事は難しいと考える企業もあるようだが、分業などで可能な仕事をつくることもできる。雇用促進に向けて働き掛けを続けていきたい」と話す。

最終更新:6/8(木) 12:25
佐賀新聞