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【スーパーGT】鈴鹿タイヤメーカーテストで両日首位の23号車NISMO。松田次生「タイヤの方向性も見えてきた」

6/8(木) 15:11配信

motorsport.com 日本版

 鈴鹿サーキットで6月6・7日に行われたスーパーGTのタイヤメーカーテストは、2日間とも#23 MOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムを記録。松田次生も中盤戦に向けて大きな手応えをつかんでいた。

【写真】今回の鈴鹿タイヤメーカーテストには、鈴鹿1000kmにTEAM 無限からスポット参戦するジェンソン・バトンも参加

 今回は各メーカーともタイヤテストがメインだったため、それぞれのチームでテスト項目が異なる状況ではあったが、初日から#23 MOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムを記録。特に2日目はライバルに1秒近い差をつける1分47秒501を記録していた。

 2日目の午後はフルウエットのコンディションとなり、#17 KEIHIN NSX-GTがトップタイムを記録。全4セッションともトップタイムとはならなかったが、松田は「クルマもこのテストに向けてセットアップを色々変えたり、いいタイヤも見つかりつつあります」と、GT-Rのパフォーマンスが上がっていることを実感していた。

「自信にはなりましたね。やっぱりテストでもトップタイムというのがなかった中で、僕も初日の午後に乗って、ずっとトップでいられました。そういうことは今までなかったので、よかったなと思います」

「今まで、この気温でも1分47秒台は見えなかったんですけど、セットアップを自分たちが思っているセットアップに変えてきたことで、良い方向性が見つかりました。それをしっかりとものにできるようにしたいです」

「ただ、本番ではもっと気温が上がると思うので、今日はトップタイムだったけど、しっかりと冷静にその辺の分析をしていきたいです。そうすることで、色々と変わると思います」

 今年は車両レギュレーションが変更され、ダウンフォースが25%削減。開幕戦から思わぬ苦戦を強いられていた日産GT-Rだったが、第2戦富士で#23 MOTUL AUTECH GT-Rが予選2番手を獲得。第3戦オートポリスでも上位争いに加わるなど、めざましい進化を遂げている。

 これについて松田は、新型GT-Rの方向性が見えてきたことで、タイヤもそれに合わせ込むことができ始めていると語った。

「このクルマのダウンフォースレベルになった状況から、タイヤもしっかりと作り込んでこられなかったんですよね。クルマの方向性が見えなかったので、タイヤの方向性も見えなかった部分もありましたが、岡山からタイヤをどうしたらいいかという方向性が見え始めてきているので、(次のSUGO戦までに)まだ公式テストが2回あるので、しっかりと合わせ込むことができれば、夏の3連戦はいけるかなと思います」

「でも、レクサスは今日も相当重い状態で走っていると思うので、それを考えると僕たちもまだまだかなと思います。しかし、幸いにも僕たちはウェイトがそこまで重くないので、GT-R勢で(ウェイトが)軽いクルマがこれからの3連戦でどこまで上位に来れるか、勝負になると思います」

 開幕3連勝中と絶好調のレクサス勢に対し、着々と追い上げ体勢が整いつつある日産勢。夏の3連戦は序盤戦以上に各メーカーが入り乱れる展開となっていきそうだ。

吉田知弘

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