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岡山市議会議長の辞職勧告可決 不信任決議に続き

6/8(木) 22:30配信

山陽新聞デジタル

 岡山市議会は8日、6月定例会本会議で、申し合わせ任期(2年)に反して辞表を出さずに続投している宮武博議長(自民党市議団)に対し、議長辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。宮武氏は5月臨時会で不信任を決議されており、立て続けに議長の辞任を議会から求められる事態となった。

 同市議会で、議長の辞職勧告決議案が可決されるのは1970年以来。不信任決議と同様に法的拘束力はなく、散会後、宮武氏は「結果は謙虚に受け止める。市議会の正常化と市の発展のため、引き続き頑張りたい」と述べ、改めて続投する意向を示した。

 本会議では、共産党市議団が「議会の議決を無視して議長職にとどまっているのは、市議会の権威を失墜させ市民の信頼を損なう」などとして決議案を提出。正副議長を除く43人による無記名投票では、賛成29票、反対12票、白票2票だった。

 5月臨時会では、最大会派の自民党市議団内で議長人事を巡って意見が対立。いったんは会派で新たな候補者を選んだものの折り合わず、宮武氏が辞表を出さなかった経緯がある。6月定例会に先立ち、同市議団は7日、宮武氏に議長の辞職を申し入れていた。