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東芝だけじゃない!事業継続「注記」が付いた企業、無くなった企業

6/8(木) 19:47配信

ニュースイッチ

新たにタカタなど6社

 東京商工リサーチは2017年3月期決算を発表した上場企業2432社のうち、監査法人から「継続企業の前提に関する注記」(GC注記)を付記された企業は22社だったとする調査結果をまとめた。16年度の上場企業の倒産はバブル期の90年度以来、26年ぶりになかった。倒産の減少とともにGC注記企業も下げ止まっている。

 16年4―9月期決算に比べて2社増となった。16年4―9月期決算でGC注記が付いた20社のうち北日本紡績(東証2部)は解消。Nuts(ジャスダック)、クボテック(東証1部)はGC注記には至らないが、事業継続に重要な疑義を生じさせる事象がある場合に記載する「継続企業に関する重要事象」(重要事象)の記載となった。

 一方、16年4―9月期決算でGC注記が付いていなかったが、17年3月期決算で付いたのは6社。このうち再建が注目されるタカタ(東証1部)は16年4―9月期決算では「重要事象の記載」にとどまっていたが、16年4―12月期決算以降はGC注記が付いた。

 16年4―9月期決算でGC注記が付いていた郷鉄工所(東・名証2部)は17年3月期決算を未発表。東芝(東証1部)は監査意見不表明の状態で発表した16年4―12月期決算で初めてGC注記が付いた。同社の17年3月期決算発表見通しは不透明で今回集計では対象外だが、引き続きGC注記が付くとみられるとした。

 「重要事象の記載」は41社だった。GC注記・重要事象の記載企業63社の理由別では、「本業不振」が48社。以下、「再建計画遂行中・その他」の9社、「財務制限条項に抵触」の8社となった。

最終更新:6/8(木) 19:47
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