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15歳の「世界最速」フライヤーが圧巻の演技、屋内スカイダイビング 埼玉

6/8(木) 18:29配信

AFPBB News

【6月8日 AFPBB News】床下から吹き上げる激しい風を受けながら、素早い身のこなしで、華麗に宙を舞う──。屋内スカイダイビングの「世界最速」フライヤー、カイラ・ポー(Kyra Poh)さん(15)が7日、埼玉県越谷市のスポーツ施設「フライステーションジャパン(FlyStation Japan)」を訪れ、見事なパフォーマンスを披露した。

 屋内スカイダイビングは、高さ約20メートル、直径4.5メートルの円柱型の風洞装置の中で、時速150~230キロメートルの風を利用して、地上4キロの高さからスカイダイビングをする状態を屋内で再現するもの。約10年前からレジャー用として人気を集めはじめ、最近では五輪競技化を目指す動きもある。

 シンガポール出身のポーさんは、2月初旬スペイン・カタロニア(Catalonia)で開催された世界大会 「ウィンドゲームズ(Wind games 2017)」で、成人の選手らも相手に2部門を制覇。昨年10月のFAI世界大会(FAI World Cup)でもジュニアのフリースタイル部門で優勝するなど、注目を集めるフライヤーだ。

 ポーさんは8歳から屋内スカイダイビングを始め、現在は芸術専門学校に通いながら、放課後4時間の練習に励む。小さい頃から空を飛ぶことに憧れており、「最初に飛んだとき、今まで経験したことのない感覚で、『自由』になったようだった」と振り返る。15分間のフライト後は30分の休憩が必要になるほど、体力を要するスポーツでもあるが、「優雅に飛ぶときは、アイススケートや体操。速く飛ぶときはランニングや短距離走のよう」と、複数の競技を組み合わせたようなその魅力を語る。

 彼女の夢は、五輪への出場だ。「五輪の競技として、いつか他の選手と一緒に飛びたい 」とポーさんは目を輝かす。フライステーショングループ最高経営責任者(CEO)のルスラン・ロマネンコ(Ruslan Romanenko)さんは、「選手は皆、将来五輪競技になることを望んでいる。2020年の東京五輪に合わせ、2018年、2020年春と、日本で大規模な国際大会を開く予定だ」と意気込む。

 屋内スカイダイビングができる日本国内初の当施設は、4月にオープンしたばかり。体験は4歳から可能で、上限はない。(c)AFPBB News/Hiromi Tanoue

最終更新:6/8(木) 19:07
AFPBB News