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送配電で「合同会社」設立 IHI、相馬市、パシフィックパワー

6/8(木) 10:56配信

福島民友新聞

 相馬市に工場を持つIHI(東京都)と相馬市、小売電気事業のパシフィックパワー(東京都)は、送配電や電気の小売事業を手掛ける「そうまI(アイ)グリッド合同会社」を設立した。太陽光発電施設などで作られた電気を水素製造施設や公共施設に供給するなど、市内で電力を有効利用する仕組みをつくる。7日、IHIが発表した。
 合同会社は、IHIが85%、相馬市が10%、パシフィックパワーが5%出資してIHI相馬事業所(相馬市)に置かれた。設立日は3月10日。
 合同会社の設立は、IHIや相馬市などが2015(平成27)年から進める再生可能エネルギーに関する研究事業の一環。研究事業では、相馬市東部の中核工業団地に水素製造施設を整備する計画で、合同会社は、IHIが太陽光発電施設で作った電気を水素製造施設と、工業団地に隣接する下水処理場の汚泥をバイオマス燃料に変換させる施設に供給する。また、IHI以外の太陽光発電施設で作られた電気を、既存の送配電線を使って市役所などの公共施設に供給する。
 既存の送配電線を使った事業は10月ごろ開始する予定。水素製造施設と汚泥に関する施設は年度内に整備されるため、供給は来年4月ごろになる見込み。

福島民友新聞

最終更新:6/8(木) 10:56
福島民友新聞