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クルーズ客船誘致へ協議会設立 和歌山県

6/8(木) 17:02配信

紀伊民報

 和歌山県内のクルーズ客船誘致を推進しようと、県や市町村、商工観光関係団体などが7日、「県クルーズ振興協議会」を設立した。船会社への誘致活動や寄港時の受け入れ態勢の確立、情報収集などに連携して取り組む。

 近年、世界的にクルーズ人口が増加を続けていて、国内でも昨年の寄港数は約2千回、クルーズ船で入国した外国人旅客数は約200万人と過去最多になった。日本人のクルーズ人口も伸びていて、最多の24万8千人になったという。

 県内では主に和歌山下津港、日高港、新宮港で受け入れている。合計の寄港回数は2014年度に10回だったのが、15年度11回、16年度13回と増加。本年度は、県が入出港経費に最大100万円の補助制度を設けたことも手伝い、17回が予定されている。

 16年度までの10年間では計90回で、このうち新宮港が59回と半分以上を占めている。和歌山下津港は16回、日高港は8回。

 県は今年4月策定の県長期総合計画で、26年度の寄港数を30回にすることを目標に掲げており、近年のクルーズ船大型化に対応するため、新宮港など3港の整備工事を進めている。

 協議会は県や市町村、商工観光関係団体、旅客輸送関係団体などが誘致活動を強化しようと設けられた。設立総会が7日、和歌山市のホテルであり、県港湾空港局の浅見尚史局長は「行政と民間の関係団体が一体となって、クルーズ需要をしっかりと呼び込み、定着を図ることで、地域振興や経済活性化を推進させたい」とあいさつした。

最終更新:6/8(木) 17:02
紀伊民報