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抗がん剤開発施設完成 ダイト、富山の本社敷地内に

6/8(木) 1:35配信

北國新聞社

 ダイト(富山市)が同市八日町の本社敷地内に建設していた抗がん剤などの研究開発施設「高薬理R&Dセンター」が7日、完成した。投資額は17億円。抗がん剤のジェネリック医薬品(後発薬)の開発を進め、大手メーカーの開発競争が盛んな新薬の治験薬も供給する。

 同センターは4階建て延べ床面積1596平方メートル。1階に分析試験室と事務室、2階に実験室を設けた。3階は将来的な設備増設を見据えたフリースペースとする。

 抗がん剤などの高薬理活性医薬品は効果が高い分、毒性も高く、隔離された環境下での作業が必要とされるため、各階の機器は安全性を高め、毒性物質の拡散を防ぐ「封じ込め」機能を備えた。

 竣工式には施工業者ら約30人が出席し、大津賀保信社長が「抗がん剤の開発にしのぎを削る大手メーカーからの製造受託を増やしていきたい」と話した。センターは富山県の地方拠点強化税制(拡充型)の対象となった。

北國新聞社

最終更新:6/8(木) 1:35
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