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米国株:小反発、大型イベント控えて様子見-金融株は上昇

6/7(水) 12:59配信

Bloomberg

7日の米国株は小反発。国債相場の下落を背景に銀行株が上げた。投資家は8日に集中する大型イベントを控えて様子見に回っている。

S&P500種株価指数は前日比0.2%上昇して2433.14。ダウ工業株30種平均は37.46ドル(0.2%)高の21173.69ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。

S&P500種の業種別11指数のうち金融株などが上昇。米10年債利回りの上昇が手掛かりとなった。この日は米エネルギー省の統計で原油在庫の増加が示され、エネルギー株は下落した。

週明けのリスクオフムードは後退したが、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)による金融政策決定や英国の総選挙、さらにコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言を前に大型ポジションを積むことには消極的な様子だ。

解任されたコミー前長官は、トランプ米大統領が2月にフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)に関する捜査について、コミー氏が「これを終わらせることを望む」と述べ、フリン氏に対する捜査終了を求めたことを明らかにした。8日に上院特別情報委員会で証言するコミー氏の冒頭陳述の原稿を同委員会が7日に公表した。

テクノロジー株は0.3%上昇。アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、マイクロン・テクノロジーズ、スカイワークス・ソリューションズ、アナログ・デバイセズはいずれも上昇した。

S&P500種のうち資本財・サービスとエネルギーは安い。ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は急反落し、5%値下がりした。米国の原油とガソリンの在庫が予想外に増加したため、世界的な供給過多は続くとの見方が強まり、売りが膨らんだ。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は10.4に低下。S&P500種の出来高はほぼ30日平均並みだった。

トランプ米大統領はFBI長官にクリストファー・レイ元司法次官補を指名することを明らかにした。

原題:U.S. Stocks Rise, Treasuries Slide With Crude Oil: Markets Wrap(抜粋)MARKET WRAP: U.S. Stocks Rise Before Comey Testimony, U.K. Vote(抜粋)

第6段落以降を追加します.

Samuel Potter

最終更新:6/8(木) 6:09
Bloomberg