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OECD:保護主義的言動が投資回復妨げるリスク-成長予想上方修正

6/7(水) 18:42配信

Bloomberg

経済協力開発機構(OECD)は7日、保護主義を掲げる政治が投資の回復を妨げるリスクがあると警告した。世界経済の改善にもかかわらず本格的な成長加速が見られないのは投資の不足が原因だとの見方を示した。

OECDは最新の世界経済見通しで、今年の世界の成長率予想を3.5%とし、3月上旬時点の見通し(3.3%)から上方修正した。昨年は3%成長だった。2018年については3.6%成長との予想を据え置いた。

チーフエコノミストのキャサリン・マン氏は報告で「世界の成長と貿易、生産性、実質賃金を支えるものとしてこれまでに欠けているのは投資だ」と指摘。需要回復と競争政策がこの状況を変えようとしているが、「20カ国・地域(G20)の保護主義的政策とグローバル化に反対する論調が」投資家の間に「ためらい」を生んでいると分析した。

OECDは米国の経済成長率を今年は2.1%、来年については2.4%と予想。3月初めに示した2.4%と2.8%からそれぞれ下方修正した。

ユーロ圏は17、18両年とも1.8%成長と予想。3月初めの見通し(1.6%)からは引き上げた。

原題:OECD Warns Protectionist Rhetoric Undermining Investment Rebound(抜粋)

Mark Deen

最終更新:6/7(水) 18:42
Bloomberg