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暗黒巨人13失点で13連敗…虎も超えた不名誉記録 堤GMは首脳陣のテコ入れ否定

6/9(金) 5:00配信

デイリースポーツ

 「交流戦、西武13-2巨人」(8日、メットライフドーム)

 巨人は西武戦に2-13で敗れ、球団ワースト記録を更新する13連敗を喫した。先発したドラフト4位ルーキーの池田駿投手(24)=ヤマハ=が三回に外崎に満塁本塁打を浴びるなど2回1/3、7失点KO。その後も投壊は止まらず、打線も2得点で完敗した。

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 まさに惨劇。完膚なきまでにたたきのめされた。球団ワースト記録を更新する悪夢の13連敗。借金は2桁「10」にふくらんだ。静まり返る一塁ベンチ裏で、傷心の高橋監督が重たい口を開いた。

 「結果だけ見れば厳しい内容。何とかしようというのはあるけど、なかなか結果が出ない。結果が全ての世界ですから」

 序盤で試合を決められた。連敗ストッパーをルーキーの池田に託したが、2回1/3を7安打7失点でKO。2番手の江柄子も火だるまとなり、終わってみれば今季ワーストタイの計13失点と打ち込まれた。村田ヘッドコーチは「荷が重すぎた。1年ボーイを放らせている苦しさもある」と、嘆くしかなかった。

 打線も相変わらず機能しない。指揮官は「主軸を前に置くことで少しでも流れが変わればと思った」と坂本勇を2番に配置。阿部を4番、左太ももを負傷している村田が5番・指名打者で強行出場した。だが、主将の坂本勇が「点差があってもやることをしっかりやっていきましょう」と円陣で仲間を鼓舞した六回に、2点を奪うのがやっと。西武打線との力の差をまざまざと見せつけられた。

 投打ともに低迷。現場、フロントともに打開策を模索するが、なかなか見当たらない。試合前、高橋監督と会談した堤GMは「持てる戦力を使い切ってやろう」と意見交換したことを明かしたが、岡本や吉川尚ら、起爆剤となり得る若手は2軍で低調な成績。コーチの入れ替えを含め、首脳陣のてこ入れについては「まだ90試合近くある。そんな時期ではない」と否定した。

 13連敗は暗黒時代を送った阪神でも経験のない不名誉記録。ファンからは「明日は勝てんのか」と怒声も飛んだ。「開き直るのは好きじゃないけど、開き直るしかない」とつぶやいたのは阿部。何度も栄光を味わったナインが、もがき苦しんでいる。

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